思想

がんは切除しても治ったとは言えない、がんが完治した状態とはの考え

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こんにちは! 健史(たけふみ)です。

私は、これまでがんになったことはありません。

ですが「病気になりにくい体にしなければならない」、そして「病気になっても改善することをしなければ、再発したり、悪化したりしてしまう」といった自分への戒めの思いから綴ります。

尚、この記事では、5%以下と言われている遺伝性のがんは論外に置かせて頂きます。

ただ、ひとつだけ書かせて頂きますが、遺伝性のがんであっても「発症のリスクを抑えようとする意志や努力により、無いよりはリスクを減らせるのではないか」と個人的には思っています。

ご了承願います。

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がんは切除すれば治ったと思われている方の誤解

早期発見、早期治療が有効と言われているがんですが、例えば「小さい胃がんが発見されました - 無事に全てを切除し、手術は成功しました!」で本当に治ったと言えるでしょうか。

知人のAさんががんになり、無事に摘出手術を終えたそうです。そのことを知るBさんと話した時のことです。

Bさん:Aさん、手術は成功し、その後の検査でがんの転移もなく、近々退院だって!
私  :あっ、そう!、それは良かった!
Bさん:退院後しばらく自宅療養するらしいけど、通院で抗がん剤治療するんだって。
でも、どうして抗がん剤治療するんだろう? がんを取り除いて転移も無かったのに?

確かにがん細胞は体の中から無くなったことになるでしょう。だからと言って、“治った”とするのは短絡的な考えです。

手術などでがんを取り除いても根本的に治ったわけではなく、まだがんになる要素が残っていて、再発したり別のところに現れたり転移する危険性があるから、抗がん剤や放射線などでそういった要素を徹底的に叩くのです。

「がんになる・なりやすい」からがんになったのであって、「がんにならない・なりにくい体質」に変えなければ、また再発や転移する危険性を持ち続けているのです。

がんを切除した後や治療に使われる抗がん剤について

例えが適切ではなく”草”に失礼ですかね。

庭や畑などに生えてくる草、それを抜いただけでは、また何日かすると生えてきます。

草が生えないようにするには、ビニールシートなどを掛けて発芽・育成に必要な水分を遮断するとか、除草剤をまいておき芽吹いたら直ぐに除草剤の成分を吸わせて枯らすというようにしておくとか、その土壌を熱湯消毒して草の種を死滅した状態にして芽吹かないようにしなければなりません。

もしくは、草の種が死滅するような薬品をまくとか。そのようなものは聞いたことがありませんが。

でもそのようなことをすれば、土壌を分解してくれる微生物など良い要素も死んでしまいます。

草の種を死滅する薬品(しつこくてすみません、そのようなものはないと思いますが)を使うのは、人間でいえば抗がん剤を使用することに似ています。

抗がん剤は、正常な細胞にも作用し、体全体の免疫機能を余すことなく奪ってしまうそうで、そこには副作用があり、髪の毛が抜けたり、食欲が無くなったりします。なかには生殖機能もダメにしてしまい、子供を持てなくなることもあるそうです。


私は、抗がん剤や放射線などの治療法を否定するつもりはありません!

事実多くの方がそれで再発を防いだり、血液のがんなど手術を施せない病気には、抗がん剤治療が第一療法であり、回復されている方も多々おられるからです。


一方で、その抗がん剤も効果・有効性に疑いが持たれているのも事実です。

抗がん剤が効かない症状の方もいるらしく、抗がん剤などを始めとする薬を投与している間だけは数値は改善しますが、投与を止めたら元にもどってしまい、かえって悪化してしまう場合もあるとのことです。

・・・中略・・・
というのも、「リバウンド」のリスクが高いためだ。「抗がん剤によってがん自体が耐性を持ち、増殖しやすくなる。つまり転移しやすくなる」。
それなのに抗がん剤の効果が疑われにくいのはなぜか。そのわけを内海医師に聞くと、臨床試験の期間にカラクリがあるという。「抗がん剤投与後、4週間だけ見れば腫瘍は確かに小さくなる。だが16週間後には、逆に増殖するケースがほとんど」。つまり、抗がん剤が効いていないのだ。
『「抗がん剤乱用」「健診被爆」「薬漬け精神科」・・・これぞ悪いお医者さん』
プレジデント 2017.2.13日号 P.72

使い方次第で病気を遠ざけ強健になれる、人間の体は優れている

土壌を熱湯消毒するとか、草の種を死滅する薬品が効いている間は生えてこないでしょう。

ですが、その成分が雨で流されたりして、草にとって環境が整えば、またどこからか種が飛んできて芽吹きます。


土壌は草が生えてこないように自らその体質を変えて維持することはできませんが、人間は体質を変えて維持することができると思います。

薬や抗がん剤が効かない、治りのスピードが遅い、再発する等の方は、薬や抗がん剤そのものの有効性、がんの進行度、がん細胞の性質による場合もあるかもしれませんが、一方でそれまでの生活で作られて体質によるところもあるのではないでしょうか。

がんをきっかけに「がんになる原因があったのではないか」と、これまでの生活を振り返り、これまでの生活を見直し改善を継続し、がんになりにくい体質に変えなければならないのではないかと思います。

それでも医学だけを頼っている方がいるし、それで良いと思っている医者もいる?

がんを切除して退院したのは良いですが、その後の食生活、考え、行動を変えていない方がいませんか。「そんなの食べてて大丈夫?」「そんなにストレスかけて大丈夫?」という方が。

驚いたのは、がん切除の手術が成功して転移もなかった方が、医師から「(抗がん剤治療している間も)好きなものを食べていいよ」と言われたということです。

中村天風先生のお言葉をお借りして言いたいのは、今の時代でも未だ医学というものは、細胞に現われた生活現象だけを医学の対象にされているのでしょうか。

こう言うと「それはあんたの習った時代の医学だろう」と言うかもしれないけれど、50年前も今もちっとも変わりがない。とくにドイツ医学を学んできた人は、より一層、・・中略・・
ただ細胞に現れた生活現象だけが、医学の対象となって・・・
中村天風著「幸福なる人生」PHP研究所 P.79

すべての病院、先生がそうではないと思います。


天風会の会員であるお医者様、先生方、少なくとも皆様だけは違いますね、申し訳ありません。
(天風会:中村天風先生が創設された公益財団法人)

ちなみに私は天風会の会員ではありません。これまで会員になったことはありませんし、今のところ会員になることは考えていません。

すみません、少し横道にそれました。


私は医学を冒涜するつもりは全くありません!

これまで死に直面したことはありませんが、それは医学があったからのことで、医学が無かったら死に至っていたことがあったかもしれません。事実、高熱を出したり、夜中咳が止まらずに助けられたことなど多々あります。


ですが、上記「好きな物を食べていいよ」は、がんを取り除いて抗がん剤を投与すれば何を食べてもOKと思われているのかと疑ってしまう、私にとっては懸念する出来事でした。

「がんを取り除いた後に、抗がん剤を投与するなどして再発を抑える」ことは、今現在の医学ではベターというか、それがベストに近い方法であるとも思います。


ですが、がんになりやすい原因を根本的に無くさなければ、抗がん剤などでいくら抑えても、その治療を止めたら同じことになりませんか。

道端に捨てられた空き缶やゴミも定期的に行っている道路清掃で綺麗に保てますが、道路清掃を止めてしまえば汚なくなってしまうのと同じように。

道端などへのポイ捨てが無くなれば、空き缶やゴミを片付ける道路清掃は不要なのです。

それにしても道端や田畑へのポイ捨ての多いこと、嘆かわしく思います。

病気の増加と医学の進歩についての考え

最近、抗がん剤治療の代替手段として免疫療法なる治療法が、脚光を浴びてきています。

新しいところでは2018年、京都大学の本庶祐名誉教授が免疫チェックポイント阻害薬という新薬の開発につながった功績から、ノーベル医学生理学賞を受賞されました。

「免疫力、すなわちがん細胞への攻撃力を高めて治療する」というのは、「本から断つ」という視点に近い方法であると思います。

免疫療法は歴史が古く、1900年以前から研究が始められていたようです


そうした研究ですが、今後もっともっと発展して行って欲しいです。

市場に提供される食品にそうした研究成果がフィードバックされ、がんにならないために使われていって欲しいです。

一部のテレビ番組やネットで免疫力を高める食事や方法が多々紹介されているのを目の当たりにしますが。

「治療で使われる免疫力アップの方法が、もっと技術が進歩して安く大量に作れるようになり、予防目的の食品に使われるようになる」なんて余りにも素人的な発想でしょうか。

今後、更に進化・向上し、病気予防で使われるようになることを願っています。


原因不明の病を治すために日夜努力され、これまで治らなかった病が治るにようになることは、進化と向上に相違ありません。

ですが、食べ物が安く早く美味しく作れるようになり、結果的にそれが原因で病気になってしまっているとしたら、安かろう・悪かろうで、かつ、それで病気が増えたから医学が進歩しているというのであれば違和感を感じます。

がんは予防して「がんに罹らない時代」へ

「がんは働きながら治す時代」、この言葉は当然がんになることを肯定しているわけではなく、医学は進歩していて「万が一がんになっても完治するまで仕事を休まなくても大丈夫、もしくは少なくできる、従って経済的困窮も軽減できる」ということだと思います。

ですから、治療しながら働くことを支援する保険が生まれたり、多種多様な休暇制度の拡充などで社会復帰・参加できる機会が増えたことは、とても良いことです。

ですが、「がんは働きながら治す時代」という言葉を聞くのが“いやでいやで”という治療中であった知人がいます。「完治してから仕事に復帰したい!」と思っていたそうです。

その知人は抗がん剤治療を終え社会復帰されました、良かったです!


そして、「がんは働きながら治す時代」の対象は、がんに罹った全ての方ではありません。

抗がん剤治療の副作用は、ほんとうにたいへんな負荷が掛かり、仕事ができる状態ではないと聞いています。

ですから、この言葉がひとり歩きしないようにしなければなりません

少なくとも、がん患者の方に「なぜ仕事を休むの?がんは働きながら治す時代なんでしょ?」なんて言葉は絶対に言ってはいけないことです!


がんの罹患率は日本人においても高くなってきています。

別の記事勿体ない、お金を使って病気になって、お金を使って治している?の「食の欧米化が原因?戦後、近年の日本 不健康や病気の多さに驚き」でも書きましたが、2017年9月19日、国立がん研究センターが発表した集計結果で、今や男性の62% 女性の46%が一生のうちにがんになり、男性の25%、女性の16%ががんで亡くなるとのことです。

上記現実を見ると、がんに患ってしまうのは、今の時代致し方ないことかもしれません。そして経済的にも「働きながら治す」ことがやむを得ないことであるのも事実だと思います。

ですが、だからと言って万が一にも致し方ないこととして肯定するかのように進むのだとしたら、それは違うと思います。

「なぜそうなったのか、そうならないためにはどうしたら良いのかを考え修正していく」といった方向に重点が移らなければ。

現に、罹患する方が増加し、そして治らずに亡くなられる方がまだまだ多くおられるのですから。

しかしながら、現実を見ると、そうなっていないように思えます。


それから、「早期発見、早期治療ががんに有効」というのは事実だと思います。

ですが、それでまた再発したらどうするのですか、そしてまた早期発見・早期治療、そしてまた再発し・・・って。

がんは早期発見・早期治療で完治するかのように思われるかもしれませんが、1度なっていれば再発する場合もあるのです。

私の願いはがんは働きながら治す時代ではなくがんにならない時代になっていって欲しいです。

人間には、それが出来ると思いますので。

がんが完治した状態とは

がんが完治した状態というのは、がん切除後に抗がん剤などの治療が終わった状態、その後一定期間再発しない状態、血液検査で数値が安定しているといったこと等だけではないと思います。

私の考えは、上記に加えてこれまでの生活、主に食生活を見直し、がんになりにくい体質、体にしなければならい、そしてそうした生活を継続・維持しようと決意し、できている状態になって、始めて「がんが完治した」と言えるのではないかということです。

がんだけではなく、他の病気も同様です。


ただ、がんと一緒に生活しなければならない方もおられます。

ですが、それであっても現状維持、酷くしないためにも、同様にこれまでの生活を見直すことは有効だと思います。

がんから早く快方に向かう方、ゆっくりだけど快方に向かう方、悪化する方など様々だと思いますが、「変える・変えない」の差がそうさせている1つの要因にあるのではないでしょうか。

食事を始めとする生活を見直さなければ、再発する可能性は高いと思います。

本来であればがんになる前に、がんになりにくい体質にして、罹患しないことが一番良いのですが。

私はがんになったことはないのですが、このブログが生活を見直す気づきのきっかけの一つになればと思っています。

参考記事:

がんは予防するに如かず!再発防止にも がんが嫌う罹り難い状態とは
日本人の2人に1人はがんに罹るご時世になってしまいました。がんに罹る方がいる一方で高齢になっても罹らない方がいます。罹る・罹らないの違いは体質によるもので、その体質を作るのは食事です。「どんな体質にすればよいのか」学んできたことを紹介します。
がんになってもまだまだ安心できる状況ではない!現実を誤解しないで
今や日本人の男女とも半数以上ががんに罹る時代になってしまいました。それに伴い医学や科学が進歩し、がんに罹っても安心できる度合は向上しています。ですががんに罹ると大変な状況の方や亡くなる方もおられ、まだまだ安心できる状況ではありません。
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