首痛・肩こり

首痛・肩こりについて はじめに。痛いからと病院に行く前に

首痛・肩こり

こんにちは! 健史です。

朝起きたときや首を曲げた状態で作業をしていた後など、首から肩が痛くなるときがありませんか?

重い頭を支えている首には多くの神経が通っています。

そして脳から出ている神経、左脳は右半身に右脳は左半身に通じていますが、その神経は首で交差していると言われています。

そのような首は、細く長く、動きやすいこともあり、障害を起こしやすい場所の一つです。

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とても怖い首の検査をした経験

21~22歳の頃でした。

お酒を飲んで寝て朝起きたら、後頭部に痛みを感じたのです。

めまいや気持ちが悪いといったことは無かったのですが、ズキズキと痛むのです。

頭の中の血管異常や脳の病気だったら大変なので、大病院の脳神経外科に行ったのです。

診察では「首の骨の異常から来ていて、首の神経が圧迫されている可能性がある」と言われました。

そして、検査のため1週間の入院が必要で、首の脊髄の水を少し抜いて、造影剤を投与し、神経が圧迫されていないか、レントゲン撮影すると言うのです。

その頃は何の知識もなく是非の判断がつかず応じました。

特に異常はありませんでしたが、今思うと、とても怖い検査でした。

今なら、CTやMRIを撮れば済んだことだと思います。

また、首を回せば治ったのかもしれません。

首への施術は危険であり禁止されている行為がある

脳というのは、頭から首の下辺りまでに及んでいると病院で言われたことがあります。

なので、首辺りをボキボキやったりするのは危険で注意しなければならないとのことでした。

脳は、物事を考えたり記憶したり体の各部分に指令を出したりする組織です。

首にその機能があるとは思えませんが、一体となっていて、脳との繋がり・関係性が強いと言うことだと思います。

肩こりや首を痛めたりした場合、頭にまで痛みが出るのは、そのためだと思います。

そして今、首をボキボキやる行為は、厚生労働省の通知により禁止されています。

医業類似行為に対する取扱いについて
(平成三年六月二八日)
(医事第五八号)
(各都道府県衛生担当部(局)長あて厚生省健康政策局医事課長通知)
近時、多様な形態の医業類似行為又はこれと紛らわしい行為が見られるが、これらの行為に対する取扱いについては左記のとおりとするので、御了知いただくとともに、関係方面に対する周知・指導方よろしくお願いする。
・・・
2 いわゆるカイロプラクティック療法に対する取扱いについて
(2) 一部の危険な手技の禁止
カイロプラクティック療法の手技には様々なものがあり、中には危険な手技が含まれているが、とりわけ頚椎に対する急激な回転伸展操作を加えるスラスト法は、患者の身体に損傷を加える危険が大きいため、こうした危険の高い行為は禁止する必要があること。

厚生労働省 医業類似行為に対する取扱いについて より

スラスト法とは、頭を持って首をグィっと急旋回させてボキボキとなるような行為と理解しています。

厚生労働法の通知によって禁止されている位、首をいじるのは危険なのです。

私も過去に何度か首をボキボキやられる所にお世話になったことがあります。

施術された直後に腕から手にかけて、しびれが生じたことがありました。

その後「あの施術は止めて下さい」とお願いしました。


日常生活における多くの場合、余程のことが無い限り、首の骨がずれることは無いと思います。

そもそも首の骨が横にずれたら、例えが適切でないかも知れませんが、達磨落としでやり損ねたようにずれたら、首を通っている神経が切れてしまい、首から下は不随状態になってしまいます。

その後、首の骨の位置が戻っても切れた神経が戻ることは殆ど無いようです。

悲しいことでありますが、私の身近な人で、首の骨がずれて神経を痛めてしまった方がいます。

その方は大事故により痛めてしまったのですが、今は寝たきりです。


交通事故などで首を強打したとかでなければ、普段の生活において首に生じる障害は、余程のことがない限り少ないというか小さいと思います。

少なくとも首をボキボキやることが必要なほどの障害は起きないと思います。

首や肩などが痛いからと病院に行く前にやること

まず、気持ちが悪い、吐き気、めまい、真っすぐに歩けないなどの症状がなく、頭や首や肩が痛い場合、少し首を回したり、今後の記事で紹介する方法をやります。

私の家族でも時々、朝起きたら頭が痛いと言って心配することがあります。

私はすぐに「首をゆっくり回してごらん。それでもだめだったら、胸に手を当て・・・」と言います。

そして、その1~2分後には「首を回したら治ったみたい、痛みが少なくなった、様子を見てみる」と。

ですが、その後は何も言ってこないです。

私も「それでだめだったら、病院に行こう」と言いますが、それで病院に行ったことはありません


そして、首を回すにしても、これから紹介する方法にしても自分でやる場合には、決して無理をせず体が本来あるべきの形に戻すイメージのことしかやりません。

負荷を感じながら調整しながらやります。


寝ている間は、無意識に寝返りなどして、自分では寝ている姿勢を意識してコントロールできません。

なので湾曲部分に支障が出たりするのは、致し方ないことです。

その小さなずれで大きな痛みが出るのですから、人間の体は繊細です。

ですが、そうなってしまった場合は、それを元に戻せば良いのです。

ただし、大きな事故により、骨がずれたことなどで損傷した神経がもとに戻ることが無いということがあるのも事実です。

今は、余程のことがない限り、肩こりや首痛になっても自分で治せるようになり、病院や治療院に行くことは無くなりました。

余程のことは起きていませんが。


これから、肩こりや首痛などで、今でもときどき起こる痛みと私が治している方法を紹介していきます。

首痛・肩こり
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