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がんは予防するに如かず!再発防止にも がんが嫌う罹り難い状態とは

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こんにちは! 健史です。

医学や科学技術が進歩し、治らなかったがんが治るようになったり、入院しなくても通院で治療できるようになったり、がんのイメージも変わりつつあります。

しかし、別の記事がんは切除しても治ったとは言えない、がんが完治した状態とはの考え‎で書きましたが、罹患しないことがベストです。

がんに限らず、ほかの病気や怪我などにも言えることですが。


病気になる・ならない、病気からの回復力やスピードを左右するのは体質で、その体質を形成する影響度合が大きいのは食事です。

病気にならないため、治療中の方が治療効果を高めるため、再発させないため、食事を見直し体質を変え維持することが必要です。

食事を気遣うことなく成り行きの生活をされているのであれば、なおさらです。


まだ完璧にできていないこともありますが、病気で大変な思いをされてきた方々から学んだことを実践しています。

私が影響を受けた方々、そして、がんになりにくい、がんが嫌う体質などを紹介します。

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がんにならないなど体質改善に影響を受けたこと

若い頃から、テレビやラジオや雑誌や聞いたことで「体に良い」ということをポツリポツリと実践してきました。

ですが、50代になってから大きく改善することになりました。

それにはきっかけがあって、広がり今も継続しています。

中村天風師 ヨギの食事

きっかけは、中村天風先生です。

天風先生は、人間学を学び始めて行き着いた方です。

行き着いたというのは、人間学を学び始めて書籍を読み漁っていくうちに「中村天風」という名前を多く目にするようになり、どうしても読みたくなったのです。

そして、天風三部作といわれる「成功の実現」「盛大な人生」「心に成功の炎を」を手にしました。

そのなかの「心に成功の炎を」に天風先生が導かれたヨガの聖地、インド・カンチェンジュンガでの食事が紹介されています。

当時の医学では治らないと言われていた肺結核を治癒に導いたのはヨガと言われていますが、そのときの食事も影響が大きかったと言われています。


インドに導かれる前までは、天風先生が学んできた当時の医学から“病気を治すために日に数千カロリーの食事”を取っていたそうです。

それがインドの地では

インドに行った当座は、もう毎日、熱はでるわ、息切れするはするわ、脈はきれるわ。・・・

主食が、稗を水浸しにしたものだけ。稗といったら、カナリヤが食うものです。人間が食うもんじゃありゃしない。あれを煮るとか焼くとかならまだしも、水に浸したもんなんです。・・・

そして、だんぜん動物性のものは食わないんです。・・・

ですから、食うものはというと、要するに野菜ばっかりなんだ。・・・

毎日食べる物が、カロリーからいったら、千カロリーないんだから、それは心細くなっちゃってさあ。こんなもの食ってて、一体全体おれの体はもつかしらんと思って・・・

けれども、私がいつも不思議に思ったのはね・・・「おかしいな・・・だれもかれも本当に糸みたいにやせているんだが」ということなんだ。・・・太っているやつは一人もいやしないんだから。「それでいながら、この先生は百を越して六つだというのに、いっこうに体が悪いような様子には見えねんだがな。・・・

中村天風「心に成功の炎を」日本経営合理化協会出版局 P.113~121
© 公益財団法人 天風会

・1日の食事のカロリー量は、1,000カロリー程(書籍によっては1,200~1,300カロリー)

・主食は稗(ひえ)、しかも煮た稗ではなく水につけた稗をすり潰したもの

・動物性のもの、肉は一切取らない

・現地のヨギ(ヨガをする人)は、誰一人として太っている人はなく、みんな糸みたいに痩せている

・それでいて病気を患っている人は、誰一人としていなかった

とのことでした。


健康のため、病気から回復するため、カロリーの高い食事を取ることが良くない・当てはまらないことがあるのです。

ある程度の年になった以降、特に体をあまり動かさないなど、その多くは食事の量を減らす方が良いという方がおられるのではないでしょうか。

参考記事:

健康改善にも当てはまる「創業は易く守成は難し」とは
物事には道理があり、構造、順番、優先順位などを認識して行えば成功に導きやすいです。道理の対象は、建物を作ったり事業を起こしたりするだけではなく、人間の体、健康にも当てはまることでもあると思います。故事になぞらえ考え付いたことを紹介します。

インターネット 1日2食朝食抜き&玄米食

それから、インターネットでたまたま目にした“1日2日朝食抜き&玄米食”です。

1日2食朝食抜きの生活をすれば、健康を改善できる、体重を減らせ膝や腰に掛かる負荷も減らせることができる方はいると思います。

少なくとも私は健康を改善できていますし、健康改善による減量だけではありませんが、長く苦しんできた腰痛も殆どなくなりました。

神尾哲男さん 末期がんで余命ゼロを克服した食事

1日2食朝食抜き&玄米食の生活をはじめてみて、やっていることががん予防・再発にも効果的であることが分かり、考えというか思考の重みがそちらに向いていきました。

それから食生活について体系的にまとめられていて、不足している知識を補うものとして出会ったのが、食事療法で14年も延命、医学療法を辞退し頼らず生きた末期がん患者で紹介した神尾哲男さんです。

食事療法で14年も延命、医学療法を辞退し頼らず生きた末期がん患者
末期がんで血液検査が示す数値は医学的な見地からすると、到底生存できる状態ではないにも関わらず、10年以上も存命された方がおります。食生活を変えたことで、体にとって好ましい血液になり、がんは完治しなかったものの、大きく改善したようです。

がんになったことのない者として知り得ることのできない知識が多々あった私には、目から鱗が落ちたようでした。

清岡美音さん ステージ3の乳がんを克服

清岡美音さんです。

食事を主とする改善により、乳がんを約半年間で5Cm近く縮小されました。

2016年12月からブログを開設され、自らの経験を載せておりました。

がんについて自ら学ばれ、実践の中で得た良いことも悪いことも、がん予防・再発防止に重要な体質改善のベースになることが書かれていました。


そして清岡さんが自らの経験から得たことを更に深く広く学び、世のために役立たせたいとのことから、母であり妻でありながら医学部へ進学されました。

医学部進学を機に暫くして、ブログはクローズされました。

将来、再びのブログ開設やインタビュー記事など何らかのかたちでお目にかかれる日が来ればと思っています。

がんを遠ざける体質にするために必要なこと

当然過ぎることなので、心に留めることなくスルーしないで下さいね。

がんを遠ざけるためにはがんが好まない体質に改善し維持することです。


上記で紹介した影響を受けた方々に共通していることは以下の通りです。

・体をアルカリ性に保つ

・糖分・炭水化物の摂取量を減らす

・1日の食事は低カロリー(1,000カロリーもしくは1,200~1,300カロリー)

・1日2食 もしくは 1日1食 小食

・肉食を減らし野菜中心のおかず

・深呼吸

・ストレスを溜めない
 
羅列しただけでは分かりにくいので補足します。

・1日2食もしくは1日1食の小食で、摂取カロリーを減らす

・小食で摂取カロリーを減らすことは、炭水化物の摂取を減らす=がんが好む糖分を減らすこと

・摂取カロリーが1,000カロリー以下では、がんへの栄養補給が遮断される

・がんは酸性を好む、糖分は体を酸性にする

・おかずは、体を酸性にする肉類を減らす

・がんは、野菜食を嫌う

・深呼吸でがんが嫌う綺麗な空気を体内に取り入れる

・怒ったり、悲しんだりすると血液も酸性に傾く

上記対応は、そのほとんどが体をがんが嫌うアルカリ性にして保つことです。


そして、農薬や化学調味料を始めとする添加物の無い・少ない、体を酸化させる・糖化させる食べ物は取らない・少なくすることです。

最後に

天風先生はがんではありませんでしたが、ヨガの修行に加え粗食生活で当時の医学では治らなかった結核を克服し、92歳まで存命されました。

神尾さんは、末期がんを克服と言っても過言ではない状態に改善し14年存命されました。

清岡さんは、がんを克服されました。


私の健康改善で、がんになるリスクを減らせると認識できるようなったのは神尾さんで、それが確信に変わったのは清岡さんのブログです。

最低限やるべき必要不可欠なことは「がんが嫌う体質に変えて維持する」ことです。


がんの民間療法は危険!との意見が散見されます。

食事でがんが嫌う体質に変えることは、がんを治す(民間)療法そのものではなく、がん完治のベースになるものだと思います。

結果としてがんが縮小したり消滅することはあり、「がん完治のベース+(民間)療法」になることもあるでしょう。

無論、食事を変えることによりがんが消滅すれば、それに越したことはありません。

そこを間違えてがんに罹った方が「がん治療」を「食事を中心とするがんが嫌う体質に変えるだけに頼る」のは危険だと思います。


もう1度繰り返しますが、がんの方もがんに罹ったことがない方も最低限やるべき必要不可欠なことは「がんが嫌う体質に変えて維持する」ことです。

がんが嫌う体質でなければ、がんが好む体質であれば、医学的治療で治っても再発する可能性は高いでしょうから。

別の記事でも何度か書いていますが、早期発見・早期治療した後に再発したら、また早期発見・早期治療、そしてまた早期・・・ですか。

そのリスクを減らすためにも。


参考にして頂ければと思います。

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