腰痛

腰痛を改善 原因不明で不安だった腰痛が激減、腰が安定してきた

腰痛

こんにちは! 健史です。

腰痛の原因ですが、骨盤の上、腸の上で、背骨から腰部湾曲の骨のずれがもとで痛くなるものと思っていました。

確かに背骨を伸ばたり、腰を回したりして治ることがあったのも事実ですが、酷い腰痛では解消しないことが多くありました。

そんなとき「どこが原因で痛いんだよ?!、全くこの体は!」と自分の体に怒っていました。

それで整体院や整骨院に行って施術されると痛みが無くなります。でも、また再発するのです。

この記事では、そんな腰痛の原因らしきものの1つが分かったことを紹介します。

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椎間板ヘルニア以来の酷い痛みの腰痛に襲われた

40歳位の頃、スキーに行った時のことです。

そこは初めて行ったスキー場で、滑れもしないのに平面ではなく”コブ”を何度も転びながら滑っていました。

スキーから帰ってきた翌日、痛くなり、特に寝ている状態から立ち上がったり、車に乗っていたり椅子に座っている状態から立ち上がったりと、姿勢を変えるときが特に痛く、そのうち夜寝ていて寝返りを打つたびに痛くて目が覚めるようになってしまいました。

行きつけの整体院や整骨院に行ったのですが、治る兆しがありませんでした。

今でも思い出すと「辛かったなぁ~」と、当時の思いがこみ上げてきます。


そして、以前お世話になったことのある、少し遠いので行くことを躊躇(ためら)っていた定評のある整骨院に行きました。

そうしたところ「診断書を書いてやるから仕事を2週間休むこと、休み以外は毎日通うこと」と最後通告のように言われました。

「えッ~!、そんなに長い間!?、どうしよう!」と思ったことを思い出します。

しかし「この先生に託そう」と言われる通り、痛い腰を引きずって会社に診断書を持っていき、休みの間の仕事を引き継ぎました。

車の運転はなんとかできましたので、それからは整骨院と自宅の往復です。

自宅では、食事、トイレ、風呂以外は、寝ているだけです。


寝ている時というのは、寝返りと同様に、ずっと同じ場所に腰を置いているのではなく、少し腰を浮かせてお尻をずらすということを知らず知らずのうちにやっているのです。

ですが、それが痛くてできないのです。

腰を浮かせると痛いのです。

無意識に行う寝返りと腰をずらすために浮かせようとするときに痛くて目が覚めるのです。

経験したことのある方は少ないと思いますが、本当に大変でした。

とにかく熟睡できないのですから。精神的にもおかしくなりそうで、うつ病とかになってもおかしくない状況だったと思います。


ですが、施術2日目の晩に熟睡できました。熟睡できて目覚めた時は「熟睡できた、救われた!」と思いました。2~3週間熟睡できていなかったのですから。

その後1週間もしないうちにほぼ治りました。

1週間経って「仕事に行っても良いですか?」と聞いたら「ダメ!」と言われました。

その位、回復したのです。

1週間前の自分が嘘のようでした。

そして、診断書通り2週間お休みを頂き通い続け、治って姿勢も良くなりました。


今でもその先生には心底、感謝しています。

私にとっては、恩人の1人です。勿論その先生以外にもおりますが、特に感謝の念が強い方であります。

また、とても印象深く残る2週間でもありました。

腰を安定させるためにやっていること

治して頂いた施術内容をベースにやっていることを紹介します。

横向きに寝て、頭を枕に横たえ、少し腰を曲げて、膝も曲げてやります。

勢いをつけてやるのは、全てにおいてやっていません。ゆっくり押したり引いたりします。

1.腸骨を両手で持って下げる

2.仙腸関節を広げるのであれば内側に、狭めるのであれば外側に押す(余りやりませんが)

イラストを使用させて頂き、補足致します。

使用イラスト(c)フリーメディカルイラスト図鑑


[1.]は、腸骨を下の方に、坐骨の方、足の方に下げます。

[2.]は、腸骨を前の方、そして、後ろの方に押します。

腸骨が下がり過ぎていて上げなければならない場合や、前後斜めにずれている場合もあります。


逆にやってしまうと反って悪化します

番組名は忘れましたが、確か仙腸関節が開き過ぎていたのに、さらに開く施術をされてしまい、酷くなる一方の事例が紹介されていました。

たまたま別の医院に行って、そこの先生が見抜き、真逆の施術をしたら治った内容だったと思います。


しかし、どちらの方向にずれているのか見極めることは、素人には難しくできないと思います。

私の場合は、まず下げてみて様子を見ます

ですが、悪くなることはなく改善に向かいます。

どんな時にやっているのか

腰から足に違和感が出た時やストレッチで治らない時や膝(ひざ)を地面につけずにしゃがんで草むしりをした時など、腰に負荷がかかった時など、シャワーやお風呂を浴びた後や寝る前に行います。

膝を地面につけずに座っているという姿勢は、結構な負荷が腰に掛かるようです。

私は右利きで力が入りやすいためか、右側がずれやすいです。


そして酷いと思うときは2~3日位連続して、1日に1回、戻らないようにやることもあります。

でもそのときは、軽くやります

痛みや違和感が消えつつあるのであれば、やり過ぎることになってしまいますので。

やってみたら不安定だった腰が安定してきた

これを自分でやってみたら、痛みがなくなってきたり、違和感が減少してきています。

自分で治せるようになってきたのです。

そして日を置いてやっているうちに、これまで原因が分からずに出ていた痛みが出にくくなってきました。


そして何より腰が安定してきたという感じになってきています。

家内にも自分でやらせてみたら、腰が軽くなるようなことを言っていました。

そもそも腰痛がなく、その1回だけでしたが。


この腸骨が上がってしまい仙腸関節がずれてしまったと思われる時には、腸の調子も悪くはないですがスッキリしないことが多いです。

ですが、引き下げると、腸が動きだして、お腹が鳴るときがあります。

腰の痛みや違和感が消えると同時に、お腹の調子も良くなるようです。


それから整骨院で施術されたときは、それまであった椎間板ヘルニアが原因と思っていた右足の違和感が全く無くなりました。

「あれ?違和感が消えている!。あの違和感は椎間板ヘルニアのせいではなかったのか?」と思いました。

今は少しの違和感が時々出ますが、かなり軽減されてきています。

だからスキーなんかにも行けるようになったのですが。

でもスキーに行っても、コブには行きません。いつかチャレンジしたいと思っています。(懲りない奴だなぁ~)


これまで腰痛などになったとき、ストレッチなど自分でやってみて改善しなかったり、悪くしてしまうこともありましたが、自分でやって良くなると本当にうれしいものです!

なぜ腸骨が上に上がってしまうのか

長年の間、椅子やこたつに座っていたりして、腸骨が上に上がってしまい、仙骨との間にある仙腸関節がずれて、動かず固まってしまい、痛みや違和感が出たのだと思います。

また普段は乗らない自転車に乗っていて降りたら痛みが出たこともありました。

乗ってみるとわかるのですが、自転車の椅子に座ると、腸骨に負担が掛かります。


生活をしていれば、骨盤はずれてくると思います。

座っていれば上半身の体重が腰に圧し掛かるのですから。

私の場合、腸骨を下げることで、これまで原因が分からなかった腰痛が安定して良くなってきています。

「腸骨が、ずれて上がってしまう」としか思えません。

骨盤のゆがみは、家の基礎である土台が不安定であることと同じ

肩こりや首痛などになる原因のひとつは、骨盤のゆがみであるとも言われています。

家の基礎である土台と同様、土台が傾いていれば、その上にある背骨や首もバランスを保つために歪み傾いて負担がかかり、首痛・肩痛などが起こっても不思議ではありません。

ですから、首が痛くなったり寝違えたときにも、やるときがあります。

土台のバランスがずれたことが原因である可能性もありますので。


これまでギックリ腰を始め、原因不明で腰痛になった原因は、仙腸関節がずれていた=土台が不安定であったことにより、①仙腸関節そのもののずれからくる痛み・違和感、②仙腸関節より上の部分が歪みやすくなっていて、ずれたことによる痛み であったのではないかと思います。

だって、腸骨を持って下げること始めて以来、10年以上も大きな腰痛が起きてないし、当然治療機関にも行っていない事実、そして「腰が安定していきている」と感じているのですから。

最後に

これまで数か月や1年位の間隔で、お世話になっていた整体院・整骨院に行かなくなりました。

最後に行った日付を正確に覚えていませんが、今、2018年6月、現在50代中盤ですが、40代中ごろから10年以上お世話になっていません。

ネットなどで紹介されている仙腸関節を緩めるストレッチをやったことがあるのですが、効果はありませんでした。

違和感や痛みが軽減しないのです。

私にとっては、腸骨を持って下げたりすることが、即効性があり、かつ、確実な方法です。

ただ、これですべてが治るとは思っていません。

なかには、潰れてしまった椎間板ヘルニアを取り除かなければならない場合もあるでしょう、内臓系の疾患から痛みがある場合もあるでしょう、長時間同じ姿勢でいて腸骨に神経がくっついてしまい、動くとその神経が腸骨でこすれ激痛が起きるといった腰痛もあるとのことです。

いずれにしても、痛みの原因となるところを治さなければ、絶対に治りません。

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