こんにちは! 健史です。
春になると生えてきて、梅雨の時期にどんどん大きくなり、梅雨が明けると背丈が大きくなる草。
私は、自宅の敷地と敷地とつながった実家の畑の除草を行いますが、除草剤は使いません。
除草作業で危険な目にあったこともあり、注意点などを綴ります。
エンジン式草刈機では顔に石などが飛んでくるので注意
庭の芝生や畑の草は、エンジン式の草刈機を使います。
エンジン式草刈機のカッターは2種類あります。
ひとつは、チップソーといって、鉄製で歯が周りに付いているものです。
もう一つは、ナイロンで出来たひも状のもので、主に石やコンクリートなどが隣接している際(きわ)などを刈るものです。
チップソーでは石やコンクリートに当たってしまい消耗を早めたり、歯が欠けてしまったりするので、ナイロン式はそんな時に使います。
また、芝や地面を這うように生える草を刈るときに効果的です。
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エンジン式の草刈機は、チップソーでもナイロン式でも、刈った草はもちろん砂や小石がある地面では顔や頭まで飛んできます。
目や髪の毛の間にも入ります。
刈る位置と顔までの高さは1メートル以上ありますが、実際には飛んできます。
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とても怖い経験をしました。
顔の高さよりも若干下の方でしたが、ちょっと高い位置にある草を刈っていたときのことです。
そうしたところ、歯先が草で隠れていた大きな石に当たり、チップソーの先についてる金属がはがれて、顔の右ほほ、鼻の一番高いところから4~5Cmのところに刺さったのです。
「痛いッ」と最初は石が当たったと思っていたのですが、作業を終えて痛いところを触ってみると金属片が刺さっていました。
「これでは痛いはずだ!」と。
そして、抜いたところ血が流れ出てきました。
とても怖い経験でした。
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それからはどんなに暑くても、最低でも麦わら帽子をかぶり、麦わら帽子のうえから掛ける防虫ネットで顔全体を覆って作業しています。
虫が来ても大丈夫です。
麦わら帽子と防虫ネットの価格は、1,500円位です。
万全を期すなら、防護用のメガネなどを併用することもお勧めです。
エンジン式草刈機のナイロンで車のガラスを割ってしまった
ナイロン式で庭の草を刈っている時に、小さな石がはねて車のリアガラスを割ってしまいました。
パチンとボディに当たったような音がしたのですが、ガラスが割れて粉々におち、一部は窓枠に残っていました。
草刈位置と車は数メートル離れていたので「大丈夫だろう」と思っていたのですが、やってしまいました。
住まいの窓ガラスは雨戸を閉めていたのですが、車は不用意でした。
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エンジン式草刈機で除草するときは、石などが飛んで当たっても大丈夫なように、もしくは当たらないように
・自宅のガラスは、雨戸を閉めるなどで保護する
・車は移動させておく
ことが必要です。
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雨戸などなく、手で刈るのも大変で仕方なくエンジン式の草刈機を使うのであれば、エンジンの回転数を下げて様子を見ながら刈るしかないですね。
それであっても避けようがないかもしれませんが、リスクは軽減できます。
自宅や車など自分の持ち物であればまだ良いですが、ご近所の車や窓ガラスを割ってしまったら大変です。
草木の葉の縁は鋭い、切り傷の怪我をするので注意
自宅の前の畑は、春から夏にかけて牛の餌用にトウモロコシが栽培されます。
酪農家に借りて頂き、作ってもらっています。
何も作っていなければ草が畑全体に生えてしまい、手の付けようがなくなってしまうからです。
雨季の終盤ごろになると元気な草は伸び放題です。
そのため、トウモロコシが植えてある四方の周りに生える草をエンジン式の草刈機で刈ります。
トウモロコシの植えてある列の間にちょっと分け入って、目立つ草を刈った時でした。
トウモロコシの葉の縁が目に入ったのです。
瞬きをしても痛みが治まらず、日曜日だったので急患で眼科を受診しました。
眼球に傷がついてしまいました。
目薬を処方して頂き2~3日で治りましたが、まさか葉の縁こんなことになるとは思ってもいませんでした。
それからは、上記麦わら帽子と防虫ネットで防御しています。
草むしりは雨上がりが効果的
庭と一般道から自宅までの通路は、あぜかきを使い根こそぎ退治します。
あぜかきでの除草作業は、腕の筋力はもとより足腰の筋力を使います。
あぜかきを持つ上半身を腹筋・背筋で支えなかえれば、草を根元から削り取れません。
土が乾燥した状態でのあぜかきや手による除草は、雨上がりの時よりも相当な力が必要です。
雨上がりで晴れるという状況で除草作業できるタイミングはなかなかありません。
ですが数少ない状況でも天気予報を見て、可能であれば雨上がりの時を狙うようにしています。
雨上あがりであれば日照りもなく暑さを少しでも避けられます。
ただ雨上がりの後は抜けやすい分、根に付く土の量が多く、枯れずに根付いてしまことがあります。
そんな時は、日を置いて除草した部分の土をあぜかきで反し、枯れずに残った草が枯れるようにします。
エンジン式の草刈機を長持ちさせるために
使っているエンジン式草刈機の燃料タンクは「0.4ℓ」です。
燃料を満タンにすると、2時間位は刈り続けられます。
2時間は結構長く、相当疲れます。
1日に草刈機を使うのは、その2時間を上限にしています。
もしくは刈る面積を測りながら燃料を調整します。
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燃料は、残さないように使い切るようにしています。
エンジンの故障を防ぎ長持ちさせるには、空にして保管しておくのが良いようです。
次回使うときまでの期間は1~4週間位で、燃料が残っていても故障することはないと思いますが、それでも使い切って片付けます。
ホースやプライマリポンプ(エンジンをかけるときに燃料をエンジン内に送り込むための装置)内に燃料が溜まったままでは、老朽化も進むでしょうから。
エンジン式草刈機を修理してみた、注意点など
エンジン式草刈機を自分で修理したことがあります。
プライマリポンプといって、ビニール素材でできた透明の指サックの先みたいなもので、エンジンをかける時に燃料をエンジンに送り込む装置があります。
手で数回プリマリポンプを押すと、燃料タンクから吸い上げてにプライマリポンプにガソリンが溜まり更にエンジンに送り込まれます。
プライマリポンプがないとエンジンの掛かりが悪く、5~10分位掛かったり、それ以上やっても掛からないときがありました。
ひも状のスターターを引いてエンジンを掛けますが、何十回とやっていると汗だくだくになります。
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プライマリポンプが老朽化で破れてしまいエンジンの掛かりが悪く、どこか修理屋さんに依頼しようと考えていました。
ネットで調べてみたところ自分で直した紹介サイトがあり、その通りにやってみたのです。
ほんとに直るのかな?反って酷く壊した状態にならないかな?っと不安でした。
ですが「どのみちエンジンが掛からないのだから修理するしかない」と開き直りました。
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分解、部品洗浄、交換、組立を終え、燃料を投入しプリマりポンプでガソリンをエンジンに送り掛けてみると、2~3回で掛かりました。
「ほんとうに直った!」と、とても感動したことを覚えています。
プライマリーポンプだけでなく、吸気口の部品を洗浄し、老朽化した部品も交換しました。
修理する位置・部品によって異なりますが、そのときに交換した部品代を今調べてみると
・プライマリポンプ(ビニール状) 約300円
・エアフィルタ(スポンジ状) 約500円
・パーツクリーナー(噴射式) 約500円
でした。
修理した2016年当時も、2,000円掛からなかったと思います。
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草刈機は、プライマリポンプが破損しただけで廃棄される方がおられるようです。
勿体ないです。
ホームセンターで修理してもらうのも良しですが、自分でチャレンジしてみるのもありです。
ホームセンターに依頼する場合には、ホームページに載っているところがありますが、なければ電話で直接問い合わせしてみるのが良いでしょう。
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自分で修理する場合、注意点があります。
修理するときには、燃料タンクのガソリンは空にしてから始ることです!
当然のことなのですが結果は明らかで、分解時にガソリンが駄々洩れ状態で大変なことになりました。
エンジンを掛けることにチャレンジした結果の修理だったので、燃料タンクにガソリンは入れたままでした。
ガソリンが漏れないように注意して分解したのですが、ダメでした。
ガソリンは燃料缶に戻し燃料タンクを空にしてから、修理に取り掛かることが必要です。
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分解するときに元の形状や外す部品の位置を覚えておくことです。
組み立てるときに試行錯誤することなります。
不安な場合は、写真に撮っておくのが良いでしょう。
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最後に
エンジン式草刈機にしても、あぜかきを使うにしても、除草作業は結構な体力を使います。
そして、危険も伴いますので、防護して臨むことが必要です。
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一方で、草刈機を自分で修理できたことは、自信がつき、とても良い経験になりました。
テニス肘の時と同様、またしてもネットに助けられました。
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