思想

遺伝は自分の代で断ち切れる?作られてしまう?原因などを考えてみた

思想

こんにちは! 健史(たけふみ)です。


“遺伝”と聞いて思い浮かぶのは「がん、糖尿病、高血圧症」といった病気や「髪の毛が薄い、胃腸が弱い、肥満」といった身体的特徴などでしょうか。

全てではありませんが、遺伝によってなるのは事実のようです。

ですが、親と同じ病気になったり身体的特徴が出ても、中には遺伝でなるわけでなく、同じ生活習慣でなっている場合もあると思います。

同じ生活習慣でなったもの、すなわち修正できるにも関わらず「親もそうだったし、遺伝だからしょうがない」と諦め同じ病気になったり、将来を不安に思ったりしては勿体ないです。

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遺伝とは

遺伝という言葉の意味ですが、はっきりと分かっていなかったので調べてみました。

理解した内容は以下の通りです。ほぼ引用なので括ります。

遺伝とは
・生物が自らと同じ種に属する個体を作る「生殖」によって、親から子へと生物がもつ性質や特徴である「形質」が伝わる現象のこと
・遺伝によって全ての形質が親から子に伝わるものではなく、伝わりにくい形質や、何世代かをおいて出現する形質もある
・遺伝情報の担体(たんたい:運び手、担い手)で最重要なものは「遺伝子」(2015年現在)
・遺伝子は遺伝情報の数ある担体の一つ。遺伝子≠遺伝情報で、遺伝子の他にも遺伝情報の担体はある。

ウィキペディア 遺伝
コンパクト ブリタニカ国際大百科事典-小項目事典 遺伝

がんに罹るのは遺伝の影響が大きいという誤った認識

今や日本人の半分以上が罹ると言われているがん、がんになる原因を「遺伝」と思われている方が多いようですが、実はそうではありません。

主治医が見つかる診療所 【新常識!ガンにならないためのカンタン生活習慣】
テレビ東京 2018年6月7日(木)午後7:53~
 
 実際に遺伝でがんになる人は全体の5%しかいない

乳腺外科・形成外科 南雲吉則医師 ナグモクリニック総院長

遺伝が原因のがん罹患者は5%位で、多くは生活習慣が原因なのだそうです。

がん以外でも同様に認識されている病気があるのではないでしょうか。

遺伝は作られる場合もあるのではないかと思うこと

私は、遺伝するもの、すなわち“遺伝情報”は元を辿ればある日突然に出来たわけではなく、世代が引き継がれていく間に変わってしまう、作られるものと思っています。

突然変異で変わってしまうこともあるのでしょうが。


がんや糖尿病などの病気ですが、必ずしも遺伝ではなく、突発的に発生する場合があります。

私の周りでも、がんや糖尿病の家系でないにも関わらず罹った方がいます。

その方のお子さんは、今のところ発症していません。

今後どうなるかわかりませんが。


遺伝が原因で病気になったと言われる方の中には、その家の長年の食事をはじめとする生活習慣が大きく左右している場合もあるのではないでしょうか。

家族では、多くは同じものを食べているでしょうから。

小さいころから同じ食事、朝食であればご飯が主食の和食系かパンが主食の洋食系、夕食もやはり肉食がメインディッシュであったり、おかずの中心が野菜や魚の和食であったりといろいろあると思います。

また、油を多く使った、例えば揚げ物系が多いとか、塩分多めの味濃いめなどです。


当然のことですが、結婚して家庭を持つと食事の内容が変わる場合があります。

それぞれ違った家庭で育ってきたわけですから、新婚当時には食事のことでもめたりするご家庭もあるでしょう。

その結果、良い方に落ち着けばよいのですが、悪い方に行ってしまうこともあります。


あるテレビ番組で、ご夫婦でお二人とも糖尿病と診断された芸能人の方がおりました。

「この食亊では病気になりそう!」という食生活をされていました。

お二人の家系の説明はありませんでしたが、このご夫婦を見て改めて「遺伝は作られるものもあるのではないか」と思ったのです。

今まで病気が無かったとしても、ある世代の夫婦が同様な食生活をすれば同じ病気になり、そうした生活が続くことで遺伝情報が書き換わることにならなくても、子や孫に引き継がれ同じ病気になっていくのだろうと考えています。

遺伝子学的には遺伝でなくても、がんや糖尿病などの病気になると“遺伝”と思われる方もはおられるでしょう。「ご先祖様が、そうだったのかな?」なんて。

ですが、悪い生活習慣を改めることなく何世代にも亘り続き蓄積されて、遺伝子を始めとする遺伝情報までが変わってしまう場合もあるのではないかと思います。


「遺伝が作られるのではないか」という思い付いたのは、次のサブタイトル記事の内容からです。

遺伝を断ち切ることができるのであれば、逆に作られることもあるのではないかと。

断ち切れる、変えることができる遺伝もあると思うこと

このサブタイトルに関して、とても興味を引かれた話を紹介します。

中村天風先生が結核を直そうと導かれたインドの地で、その病気を治癒に導いてくれたヨガの聖者カリアッパ師との会話です。

私の病がいつまでも治らないのを、インドで、カリアッパ聖者が、
「おまえ、治らない理由、どういうわけか知ってるか」と言うから、
「どうも、いろいろ考えてみたんですけども、こら遺伝だと思います」と言ったら、
「ばかめ。おまえは私の思ったより大ばかだ。遺伝なんてものがそんなに長く続くか。遺伝というものはね、親から子、子から孫へ、血が通って伝わってくるときに途中で丈夫な者が一人できりゃあ、そこでいっぺん中断されるんだ。遺伝じゃない。・・・」

中村天風「盛大な人生」日本経営合理化協会出版局 P.347-348
© 公益財団法人 天風会

私はこれを読んだとき、直感的に「そうかもしれない!」と思ったのです。


遺伝と言われているものの中には、生活習慣を改め努力することによって変えられるものがあると思います。

それは一代で変えられものもあれば、何世代かに亘り時間が掛かることがある場合もあるでしょう。

そしてさらに、「ヨガが遺伝子に影響を与える」ことが判明したそうです。

詳しくは、ジェネシスヘルスケア株式会社様の記事女性に人気のヨガ。その効果は遺伝子にまで?をご覧下さい。

最後に

遺伝としての病気が心配である家系に育った方で、発症していない方はもちろん、発症してしまった方は病気を治した後は、これまでの過去の食生活を見直して、「自分がその遺伝を断ち切る当時者になる」「自分が転換点になる」という考えで変えていければ、遺伝を断ち切れることもあると思います。

少なくとも健全な生活をしていれば、不健全な生活に比べ、悪くなる可能性は低いでしょう。

私の家系は、がんや糖尿病、脳卒中といった家系ではありません。

そして私が健康生活を始めたのは、子供が大きく育った後のことで健康生活の効能を後世に引き継ぐことは遺伝子的にはできません。


ですが、私が実践していることで家族がやっていることがあります。

確かに遺伝によって、頭脳や肉体に差が出たり、病気が出たりするのは事実でしょう。

ですが、それを乗り越えて生きることに、ひとつの価値があると思います。

それが一代で乗り越えられない場合は、何代かに亘って変えて行こうとすることで、全てではなくとも変えられるものもあるはずです。

天風先生のお言葉をお借りすると、人間は進化と向上に順応するために生まれたきたのですから。

上記同様、インドでの天風先生とカリアッパ師とのやり取りからです。

「人間はこの世の中に、宇宙本来の面目である進化と向上に順応するべく、出てきたんだと思います」
「偉いこと言うたなあ!ときに、どうしてお前、そういうことがわかったの?」
・・・中略・・・
そしたら、「おお、よくわかったな」と言われたよ。

中村天風「成功の実現」日本経営合理化協会出版局 P.86-87
© 公益財団法人 天風会

例え断ち切れない遺伝であったとしても、食の選定や生き方を正すことで発病や病気の進行を抑制できたり改善できたりすることもあるのではないでしょうか。

変えようとする思いをもって行動すれば、より進化と向上に順応出来る度合は大きいと思います。

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