健康法

禁煙するには、タバコって何?忘れてしまおう?禁煙に成功した方法

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こんにちは! 健史です。

私は若いときに禁煙することができました。

「タバコが体に合う、タバコを吸っている方が健康的」という方がいるかどうかわかりませんが、少なくとも私の体には“害”であり、合っていませんでした。

私にとって禁煙は大きな出来事で、今でもその時の状況は覚えています。忘れてしまったこともありますが。

タバコを止めようと思った理由や止めることに成功した考え方などを紹介します。

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タバコを吸っていた時の状況、禁煙に何度も失敗

私の経験では、タバコに精神安定剤として気分を落ち着けてくれる効果があったのは事実です。

ですが、その精神安定効果も一時的なもので、健康上は百害あって一利無しでした。


タバコを吸っているときというのは、朝起きたときの目覚めが悪いです。

スパッと起きられない、まだ布団の中で寝ていたい、起きても目を閉じたくなるといった感じでした。


ご飯もタバコを吸っていなかったときと比べると美味しくなく、風邪を引いた時の治りがとにかく遅かったです。

タバコのニコチンやらタールなどが血液中で薬の効きを妨げるのでしょうか。

体はやせ細り、顔は頬がへこみ「痩せこけている」といった感じです。

体重58kg、身長170cm、BMIは20台でした。

そして、部屋や車の中、着ている服もタバコ臭くなります。


風邪を引いたり、特に体が怠かったりしたときなど、何度か禁煙しようと思い立ち挑戦しました。

ですが、3日と持ちませんでした。

「この1箱を吸い終えたら止めよう!」なんて。そして、思い立ったことを都合の良いように曲げ、またタバコを買って。

今考えてみると、そもそも「この1箱を吸い終えたら止めよう」というのが未練があるというか甘えだったのですね。

そんな時は、必ず禁煙できませんでした。

「タバコは止める!」と決意したら、強い意志を持ち、例え1本吸って残り19本残っていようと(タバコの多くは1箱20本入り)、そこから止めなければ止めることはできないでしょう。


私のタバコを止める時の状況がどうだったかは忘れました。

タバコが何本か残っている状態で止めたのか、タバコが切れたのを機に止めたのか。

「この1箱を吸い終えたら止めよう!」もタバコが切れたの機に止めるのも同じように見えると思いますが、要は強い意志があるかないかです。

前者であっても強い意志があれば止められるでしょう。後者であっても強い意志がなければ止められません。

禁煙しようと決意した理由

最も大きい理由は、やはり健康を考えてのことがです。

体が“必要ないもの”、“害”と言っているように感じ始めたからです。

その時に何か大きな病気をしていたとか、風邪を引いていたとかではなく、健康な時でした。

いつものことですが「体調が良いって感じではないなぁ、止めてみるか」といった感じでした。

禁煙を成功させた方法や考え方

タバコを止めることを自分から言わない

「私、禁煙します!」とか「タバコ止めようと思って」とか、自分から言わないようにしました。

理由は、冷やかしや「そんなこと言わずに1本くらい」とか誘惑があって、結局吸ってしまうことになるからです。


本当に止めるのであれば断ればよいのですが、ギクシャクするわけではありませんが、そんなやり取りが煩わしいというか面倒というか。

黙っていて「あれ、タバコ吸わないの?」と来たら、「まあネ」って感じで軽く流していました。

そして禁煙の話題にならないように話を切り替えたり、その場から離れたり。


それから、タバコを断ってから「タバコ止めて2週間経ったぜ」とか「タバコ止めて1カ月経ったけど・・・」とか自慢するようなことも言わないことです。

タバコはこの世に存在しないものと考える

タバコのことは最初から記憶になかったか如く、忘れるようにしました。

そして、タバコのことは忘れたか如く記憶になかったか如く「タバコって何だっけ?」といった感じで「この世に存在しないもの」と考えたのです。

そのこと自体がタバコを考えていることにはなるのですが、そう暗示しました。


当然、吸っている姿が目に入ってきたり、臭いを感じたことはあります。

ですが「あれは、異世界のもの!」と幻想でも見ているかのように考えました。

趣味などやることを作る

趣味がないために、家に帰ってくるとやることがなく、暇つぶしにタバコを吸っていたのです。

なので、タバコにお金を使う分、漫画の単行本を買って読んだりしていました。

今であれば、夜遅くまでやっているトレーニングジムなどで汗をかいたり、ネットカフェやカラオケなどがあり、そうした施設を有効活用するのもありです。

禁断症状からスッキリと!タバコを止めたときの状況

タバコを断って1~3日位は、ボォーッとしている感じが強かったです。

朝起きたときの倦怠感は抜けていませんでしたが、タバコを止めなきゃ!と思いつつ感じていた嫌悪感はなく、「昨日は吸わなかったぞ。吸わなくて良かった」というプラス志向的な気持ちになりました。


1週間位はボォーッとした感じが続き、それから徐々に意識が明瞭になってきました。

同時に体が軽くなってきた感じです。

2週間位すると朝の目覚めに大きな変化がありました。

スッキリ起きられるようになったのです。

ご飯も美味しく感じ始めました。

体重も増え始め、2カ月位すると頬がふっくらとしてきたのです。


それでも「もうタバコを吸わない、吸わなくても大丈夫」となったのは、3ヵ月過ぎた辺りのことです。

体重計にのったら、4kg増えて62kgを超えていました。

タバコをやめることのメリットなど

メリット

・体の調子が良くなる
何より一番大きいのは、体が軽くなったと感じたことです。

酸素が体の隅々まで行きわたり、怠さが抜けたって感じです。

風邪を引く頻度は余り変わらなかったと思いますが、風邪を引いたときの薬の効き目はタバコを止めてからの方が効果は高かったです。

・食べ物が美味しく感じられる
タバコを吸っていると味覚が悪くなるのか、止めてからは美味しく感じ量をたくさん食べれるようになりました。

そのため、痩せこけてへこんでいた頬はふっくらとし始め、健康体に見えるように膨らんできました。

・臭いが無くなる
当然、タバコを持つ手、汗など体の臭いが無くなります。

体にまとわりついていたもの、服などからも臭いが無くなります。

職場や自宅などで一緒にいる方にも不快な思いをさせていたと思いますが、徐々に与えていた不快も無くなったことでしょう。

・お金を節約できる
私が吸っていた時のタバコ代は、月6,000円位でした。それにしても年間7~8万円位は使っていたのですね。

禁煙したからと言って、お金が貯まったとか他に贅沢できるようになったとかは感じませんでしたが、タバコ以外に使ったのは事実です。

ですが、メリットが殆どない喫煙、タバコへの無駄遣いを止め、そして健康という財を取得しようという行動なので、節約と考えて良いでしょう。 

メリットであるが注意が必要なこと

・時間の節約になる
タバコを吸っている間は、ボォーッとしていることが多かったです。

時には人と話をしながら吸っている時もありましたが。

そうして過ごす喫煙がストレス発散になっているのであれば、その時間は有効活用してると言えると思います。

喫煙所への往復もストレス発散の一翼を担っているかも知れません。

それが気分転換になり、その後の仕事の能率が上がるのであれば、無駄な時間とは言えません。


一方でタバコを吸っている時間が無駄だと言う方がいます。

「私は同僚がタバコを吸いにいっている時間も頭や体を使い働いています」という方もおります。

見方によっては生産的な時間ではないからでしょう。

ですが、タバコを吸ってる時に良いアイデアが浮かんだりすることもあります。

タバコを吸っていないからと言って無駄に時間を過ごすこともあります。


「タバコを吸っている時間は無駄」という理由のひとつには、喫煙によって健康に悪影響を及ぼすことが多いという事に関連しているのではないかと考えています。

タバコを吸っていてもいなくても休んだり考えたりすることはできますが、同じ時間を過ごすなら、体に悪くないことをして時間を過ごした方が良いということではないでしょうか。

タバコ = 健康に良くない → 無駄な時間

と言ったことが。


いずれにしても、メリハリのある過ごし方は必要です。


・体重が増える
私は、タバコを止めてから体重が増えました。

BMIは過不足なく適正な値と言われている22台になってしまった?のです。


ところで、BMIの適正値ってだれがどう決めているのですかね。血圧も。

統計上、22台の方が一番病気が少ないとか長生きしているとかの統計があるのでしょうか。

でも、もっと高い方でも低い方でも健康で長生きされている方はいます。

私は21台になるときがあり低すぎとの診断がでますが、体の調子が悪いと言ったことはありません。

逆に高い方でも健康で長生きをされている方はいます。


話を元に戻します。

体重が増えること、腰痛には注意です。

禁煙により体重が増えるのは致し方ないことで、むしろ正常になることだと思います。

ですが、いきなりとは言いませんが、5kg、10kgのものを持って生活すれば重いと感じます。

プロフィールでも書きましたが、私が腰痛になったのは、ひとつには体重が増えたことが原因と思っています。


運動して体重増加に見合った筋力をつける、姿勢を正すなどして、腰痛にならないよう注意・工夫が必要です。

最後に

私の親戚の1人が肺がんで亡くなっています。

若い頃から強いタバコを1日1箱吸っていたようです。

そして、60代になってからは止めたと聞いていました。

タバコを吸っていなかったらどうだったかということは分かりません。

ですが、肺がんになった原因はタバコの影響が大きかったのではないかと思います。

かなりストレスある職業だったようで、ストレス発散のためにタバコを吸っていたことに一定の理解はできます。

病気になる原因には、遺伝、食事や環境などある一方、ストレスも病気を引き起こす原因のひとつと言われています。

若いころは大きな病気をしなかったようですので、タバコを含めストレス発散がうまくできていたのかも知れません。


私は、結果的にタバコを止めて良かったと思っています。

理由は、体が感じていた調子が良くないという状態でタバコを吸っていたら、今の健康は無かったと思っているからです。

タバコを吸うのも吸わないのも、吸っている方が禁煙するのもしないのも個人の自由です。

ですが、止められるのであれば止めた方が良いと禁煙を勧めます。

今は、病院で医師の指導の下に禁煙する禁煙外来もあり、禁煙に成功している方もおられます。

自分ひとりでの禁煙が難しい場合には、活用するのも1つの手段です。

この記事が、禁煙したい方、止めてもいいかなと考えている方のお役に立てれば幸いです。

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