こんにちは! 健史です。
痛みというのは、体のどこの部分にあっても不快なものです。
目で確認できる擦り傷など外傷性の場合には、原因が分かりやすく治る見込みも予想できます。
ですが、内からくる痛みでは原因が分からない場合が多く、従って対応も分からなく、不安になったりします。
痛みの状況によっては「病院に行こうかな」となります。
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ちょっとしたことや気づかないうちに怪我してる
内からくる痛みであっても必ず原因があるのですが、自分では分からないことがあります。
日中など意識があるときに生じた痛みの場合には、記憶を辿ることができ何らかの原因に気づきますが、寝ていて起きた時に痛いというのは、特にわかりません。
当然のことではありますが、首や肩、腰、肘、膝、手首、足首など可動する部分に痛みを生じることが多いです。
手首や手の甲
ある日の夕方、息子が「手首を動かすと痛い!」というのです。
どうやら昼寝をしていて、起き上がるときに無意識に変に手をついてしまったようです。
私はすぐに「手首の関節の間を持って、伸ばしてごらん」と言ったのですが、言った通りにできません。
どうやるのか、その感覚が分からなかったらしいので、左手で右手首を持ち「こんな感じ」と私の体で見せてやりました。
教えた通りに2~3回やって見たところ「治った」とのことで、手首を回しても痛くないそうでした。
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私も同じようなことがありました。
自宅から広い道路までの細い道ですが、石ころばかりのバラス道です。毎日自動車を走らせていると、タイヤの部分の石が散らばったり、雨が続いていると石と土が盛り上がってしまいます。
それを数か月おきとかにスコップを使って平に均(なら)します。
盛り上がってしまった石の混じった土はとても固く、スコップでやってもなかなか崩れません。
そこを頑張ってやるのですが、普段使い慣れていない肉体には、かなりの負荷が掛かります。
そうしたところ、右手首に支障を来しました。
手首を動かすと痛いのです。
ですが、息子に教えた方法で治りました。
実は、私が最初にこれで治したので、それを息子に教えたのですが。
足首や足の甲
足首や足の甲というか土踏まずの部分が痛くなります。
原因が分からなかったのですが、そのひとつにしゃがんで座ることを長く続けているとなることが分かりました。
しゃがんで座っていると、普段取らない姿勢・形になります。
足首は、前方に曲がり、足の甲・土踏まずは反対側に反ります。
土踏まずは本来、首や腰などと同じように湾曲気味になっています。
ですが、しゃがんでいる写真の姿勢は、足首はもちろん、特に足の甲の部分に大きな負担が掛かります。
湾曲を描いている土踏まずを真っすぐ以上に伸ばそうとして、普段真っ直ぐになっている足の指の付け根は、ほぼ直角90°近い状態になり体を支えるのですから。
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足を鉄板に例えると、鉄板の一部を曲げ、しかも、縦にして上から掛かる重さを支えるようなものです。
曲がった部分には相当な負荷が掛かります。
短時間であれば問題ないですが、長時間その姿勢を取っていれば支障を来します。
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歩けないという状況ではありませんが、階段の上り下りや歩くのに足首、足の甲・土踏まずに大きな負担が掛かると痛いです。
何もせず座っていれば痛くないのですが。
ずれてしまった部分を元に戻して痛みを治す
上記の関節痛を治した方法は以下の通りです。
◇手首
腕の骨と手の平の付け根部分を反対側の手で持ち、肩と反対の指先の方へ押し出します。
持つ手は横や上下に持ちかえて、グリグリと伸ばすイメージです。
※手首の横を持って伸ばす
※手首の上下を持って伸ばす
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◇足首
足首は手首と違ってやりにくいのですが、やはり手首と同じように踵(かかと)の方に伸ばしてやるイメージです。
写真では分かりずらいですが、足首を伸ばしています。
◇足の甲
これも手首や足首同様に伸ばして押して、本来あるべき形にするイメージです。
「土踏まずに青竹踏み」ではありませんが、丸いもので伸ばすと気持ちが良いです。
同様に、まずは平にしつつ、そして少し丸みを帯びさせるように伸ばします。
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他の痛みにおいても同様ですが、1回ではなく何度か同じようにやります。
痛みが無くなる状態で、その部分が固定されるというか、痛みが出る状態に戻らないように体を戻し、その状態を体に覚えさせるイメージです。
「お前の足の甲は、本来こういう形をしているんだヨ!」と。
しばらくは歩くと痛みが残ります。
「あれっ、治らないのかなぁ?」と不安になりますが、足を酷使しないでいたら数日で痛みは消えました。
日中に伸ばしても良いのですが、足を十分に休めることができる夜寝る前やお風呂で伸ばすことが有効です。
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状況によりますが、どこかに負荷を掛けた、変な姿勢でいたなど原因が分かっている場合に出た痛みの場合には、やって見て様子をみます。
なんらかの負荷が掛かれば骨はずれるもので、しかし腰痛や首痛も同様に、それを元の正常な位置に戻せば、殆どは治ると思います。
障害物に強くぶつけてしまい痛みが引けなかった時を除き、40代後半以降は病院などに行かずとも治せています。
首痛・肩こりについて はじめに。痛いからと病院に行く前にで書きましたが、病院に行く前に無理をしない程度でやって見て、それでも治らない場合には病院に行くようにしています。
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