こんにちは! 健史です。
読書は、私の生活に大きな影響を与えてくれました。
この記事を目にされた方のうち1人でも多くの方が読書に興味を抱き、そして書物を手にされ知識・見識を得ることに至れば嬉しく思います。
読書のすすめ、メリット
読書は、知識・見識を得るのに役立ちます。
私の理解では、
・知識とは、物事の道理を知っていること
・見識とは、判断力のこと
・知識も見識も中には成功と失敗の経験を伴ったもの
と考えています。
そして知識・見識は、時間の経過とともに取捨選択されて思想になるんだろうと思います。
思想とは人の言動のよりどころとなる潜在意識で、その人の言動の良し悪しを決めるベースと考えています。
そして思想は、人柄 人格 人間性といったものとして表に表れるものと思います。
言動が悪ければ、社会の中で生きて行けません。
言動が良ければ、人とのコミュニケーションをより円滑にでき、社会生活がより良くより高品質・高度になり充実したものになります。
そうした社会生活は、人生としての満足感や充実感を高め 生きる喜びを享受でき、そして更に次の学びの糧になります。
論語にある「思いて学ばざれば則ち殆し(あやうし)」のとおり、書物や人から学ぼうとせず自分だけの考えで思想を形成しようとするのは危険です。
社会の中で生きて行く、世のため人のために生きて行くためには、学びは不可欠です。
学びのひとつとして読書は、立ち止まりその場で繰り返し読み考えることができ、行間を読むことができるものとして適しており、思考力や想像力などを育むことにも有効です。
読書のすすめ、メリットについての記事を紹介します。
ジャーナリストの池上彰さんと京セラ 代表取締役会長(記事当時は社長)の山口悟郎さんとの対談記事からです。
池上 ・・・中略・・・人間の気持ちがわかるとか、人情の機微を感じ取るとかいうことは大切だと思います。
山口 大事ですね。読書って"疑似体験できる"といいますけど、感動しますものね、やっぱり。感動した回数っていうのは本当に多いに越したことはない。本だけじゃなくて、映画を観てもいいわけですけど。
池上 本を読んで泣いたり、映画を観て泣いたり。感動して泣いたことがない人間とは、あまりつき合いたくないですよね。池上彰のトップの読書術 第46回 山口悟郎 京セラ社長 前編
「世のため人のためになる本の読み方」
プレジデント 2017.2.13日号 P.95
マイカーの定期点検での待ち時間にカーディーラにあったものを読んだのですが、もう一度読みたく手元におきたい一冊(記事)でした。
そのため本屋さんに行ったのですが新刊に置き換わっていて、在庫を確認してもらい取り寄せてもらいました。
今も時々読み返しています。
良書は結末が分かっている小説でも繰り返し読む
ソフトバンクインベストメントのCEO 北尾吉孝さんは、良書を何度も読まれるそうです。
・北尾吉孝日記より 『読書の在り方』
・WEB本の雑誌より オトコの本棚 今回のオトコ/第6回 北尾吉孝さん
私も上記北尾さんの記事を目にする前から、良書と思うものは時間を置いて何度も読んでいます。
そうした本の読み方というのは、誰が先にやったとかという次元のことではなく、誰もが経験の中で自覚することでしょう。
上記北尾さんの記事は、そうした本の読み方を私では表現しきれない内容で分かりやすく具体的に述べられております。
僭越ながら、北尾さんは本の読み方1つにおいても優れた方です。
購入した本の中には「1度しか読まなかった、部分的にしか読まなかった」という本もあります。それは、技術的、参考書的な本です。
そうしたものを除いては、繰り返し読んで理解を深めています。そうすると潜在意識に刷り込まれ、思想になるのだろうと思います。
折角自分が選んで購入した本、得られるものは必ずあります。
1回読んだだけで得られるもの・身に付くものは少なく勿体ないと思います。
最後に
私は社会人になっても、本を読むことが好きではありませんでした。
幼少の頃もそうですが、学生時代も殆どなく感想文を書くために読んだくらいです。
もっと若い頃から読書をしておけば良かったと思いますが、当時は活字を読むことが苦手でした。
それでも、遅まきながら本を読み始めたことは、それはそれで得るものが多々あり良かったと思っています。
参考にして頂ければと思います。
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