こんにちは! 健史です。
健康になるため、維持するため
・運動して体を鍛え、栄養のある食事で健康でいられる!
・心の在り方なんて関係ない!
など思われるでしょうか。
または「ストレスは体に良くない!」って言われるから関係あると思われても
・でも、どうして良くないんだろ?
・ほんとにストレスが健康に影響するの?
とか。
この記事は、私の体に起きていることであり、健康を維持・改善するため、生きるためのベースになっていることです。
尚 「無念無想」や「真理」というと「何かの宗教?」と思っていましたが、今は違います。
お断りしておきますが、私は信仰している宗教はありません。
そして、インド発祥といわれる「ヨガ」「ヨーガ」を宗教と思っていません。
経験談 心と体は繋がっていて源流は心である
体の中を流れる血液を綺麗する要素は、食事や空気だけではありません。
心の状態により血液の色や味が変わるそうです。
怒れば血が黒褐色(こっかっしょく)になって味わいが苦くなる。
悲しむと茶褐色(ちゃかっしょく)になって味わいが渋くなる。
「ああ、おっかないな」と思うと、丹青色(たんせいしょく)になって味わいが酸っぱくなる。
そいうふうに色と味がかわっちまうと、血液本来の姿がきえちまうんですよ。中村天風「成功の実現」日本経営合理化協会出版局 P.155
© 公益財団法人 天風会
「ストレスは体に良くない」と言われますが、感情の変化により血液が変化することで健康に影響を及ぼすのでしょう。
経験上 風邪ひとつ引いても仕事をしていれば治りが遅く、温かくしているにも関わらず酷くなったことが何度もありました。
腰痛になったときも、別々の治療院の先生に”治りがおそくなるから”との旨から「仕事はだめ」「仕事を休んで休養すること」と言われました。
仕事をしていれば施術したところが元に戻ってしまうから?と思っていましたが、それだけではなかったのでしょう。
そして、心の状態と血液の関係を読んで合点がいきました。
「なるほど、仕事をしていて風邪が良くならなかったり酷くなった原因は、仕事で心を使っているからなんだ!」と。
体力を使わず体を冷やさない、体に良いとか栄養があると言われる食事や薬をとっているだけでは治りは遅く、心を休めることが病からの回復には必要なのです。
寝ている間は心を使っていないので、血液本来の姿を維持している状態、だから回復に寄与するのでしょう。
風邪を引いて思うことは、とにかく寝ることです。これは若いころから実感していました。
無念無想で体に起きること
無念無想を私の言葉で置き換えると「今心にあること、そして、心に次々に浮かんでくること、考えることなど、全てを止めて無くすこと」と考えています。
次に無念無想になると体に起きることです。
うれし涙が自然と出てくるほどのうれしい時やとても感動したことが、1度や2度とは言わずあるでしょう。
好きな音楽を聴いている時やスポーツで体を動かしているとき、嫌なことを忘れて聞き入り没頭することがあります。
そして音楽であれば聞き終わったとき、スキーであれば満足のいくすべりができたときは、スッキリした気分、または穏やかであったり、高揚した気持ちになり、満足感に満たされていると感じる時があります。
読書や映画でも同様です。
そのとき心は、例えその身に病気があっても、不幸な境遇に置かれていても、わずかな時間でも、不安・不幸・もやもや・落ち着かない・いらいら・怒り・悲しみなどの感情が消え去り、解き放たれています。
そして、心の底からグゥーッとこみ上げてくるような、高揚するような、そして自然と顔の筋肉が緩み自然と笑みになるように感じます。
ときには「将来に」や「生きる」希望に満ち溢れるような気持ちが湧いてきます。
そのような状態になることが、無念無想でも得られます。
そんなとき「人の命のなかの本然の力がわきでている」状態のようです。
天風先生がインドの修行で無念無想を悟ったときのカリアッパ師とのやり取りです。
「そうしたら一体どうなるんです?」と言ったらね、
---省略---
「-省略- 何の音も聞こえない、その天の声を聞いたときに、人の命のなかの本然の力がわきでるんだ」と、こう言いましたよ。中村天風「盛大な人生」日本経営合理化協会出版局 P.221-222
© 公益財団法人 天風会
「その天の声を聞いたとき」というのは、無念無想のことです。
この下りで、無念無想になったであろうときの心に起きた状態と照らし合わせて「これだ!」と思いました。
無念無想になると、心は肉体のことも心のことも考えていない状態になります。
ところで「笑うことでNK細胞が活性化する」といわれます。
笑うこと同様、無念無想になると喜びや嬉しさ、感動したときのように、心の底からグゥーッとこみ上げてくるような、高揚するような、そして自然と顔の筋肉が緩み自然と笑みになるようになります。
それが抵抗力を強くしてくれる「NK細胞を活性化する」ことと思っています。
笑うことを否定するわけではありませんが、いつも笑っているわけにはいきません。
しかし笑っているのと同じ心持ちでいられることはできます。
無念無想であったり、楽しい嬉しいことで心を満たしておくことです。
天風先生の当時の医学で治らなかった肺結核、治癒に大きく影響したのは「命の中の本然の力がわきでるようにしたから」と述回されておられます。
天風先生の書籍を読んでやってみたら、私もそんな無念無想になる術を体得できました。まわりが騒がしくうるさくても。
目を開いた状態でも無念無想になれます。
緊張が解け調子が良くなるように音が鳴って腸が動くことがあります。
「喜びや感動など」からと「無念無想」からと過程は異なりますが、得られる効果は同じであると考えています。
今は時あれば無念無想になり、本然の力がわきでるようにしています。
心から病気や不幸な境遇を切り離して生きる
ヨガの哲学の中にね、「身に病ありとしもいえど、心まで病ませるな。運命に非なるものありとしもいえど、心まで悩ますな」という教えがあるんですよ。これを私はじいっと考えてみた。
中村天風「成功の実現」日本経営合理化協会出版局 P.82
© 公益財団法人 天風会
一人でいても仕事や家庭やプライベートで人と接していても、生きていく上でベースになっている教えです。
寝る時もです。
今後大きな病気や不幸に見舞われたとき、そんな心持でいられるかわかりませんが、実践していこうと思っています。
病気や怪我をしたとき、心配していても早く治らない、悪くなることはあっても良くなることに影響しないからです。
治すことに前向きに専念して。
最後に
・喜びや感動した時に湧きおこる心の状態は、抵抗力を強くしてくれる「NK細胞を活性化する」力が生じる
と思います。
私は、天風会の会員ではありません。
会員になることは考えてなく、繋がりはなく無関係です。
しかし、天風3部作と言われる「成功の実現」「盛大な人生」「心に成功の炎を」を手元におき、10回位は読んでいるでしょうか。
3部作以外にも数冊あります。
中には感動して涙してしまった話や、大笑いしてしまった話もあります。
ページを開くときは、手を洗い書籍をおくスペースも清掃しています。
「3部作は値段的?にも取り扱いが別格かなっ!」になっています。
そして、出会えて良かった!と。
「心と体は繋がっている」・・こういうのを真理と言うのだと思います。
無念無想になる方法の記事は以下です。
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